Mのブツ欲日記: FRATELLI ROSSETTI（フラテッリロセッティ） サイドジップブーツ 11719～見せてよAmazon～

“純一スタイル”の生みの親。

いやあまだまだ知らないことだらけだ。

最近楽しくてしょうがないのは、

Amazonさんの「FIND GOOD SHOES」（無料で見られるWEB版はこちら）を見ては　

知らないブランドがあるとお願いして靴を取り寄せること。

実際に現物を見ながらアレやコレやとブランドについて調べるのが非常に楽しい。

でつい先日、Amazonさんにお願いしてお借りしたのが

こちらの『FRATELLI ROSSETTI（フラテッリロセッティ） サイドジップブーツ 11719』。

そもそもどんなブランドなのかと調べたら

面白い事実がごっそりと出てきたので、その一部をご紹介します。

1953年、イタリア靴製造における重要な町、

ミラノ市郊外のパラビアーゴに設立された同社は、

当初はフィギュアスケートやアイスホッケーのシューズなどを作っていたのですが、

50年代後半になると男性用ドレスシューズの生産を開始。

そのFRATELLI ROSSETTIが

イタリアファッション業界をアッと驚かせたのが一足のスリッポンでした。

より気持ちいい履き心地を追求した同社は、

ライニングにこれまでの革ではなくキャンバスを採用したタイプを製造販売。

当時「ソックスなしで履ける靴」として大ヒットしたそうです。

“素足に靴”と言えば「不倫は文化」でお馴染みのあの方の代表的なコーディネイト。

つまりこのブランドが“純一スタイル”を生み出した、

そう言っても過言ではないわけです。

手元の資料によると、これで味をしめたのか、

同ブランドの革新性はさらに進むことに。

それまで手袋でしか使用されていなかったペッカリー素材を使った靴を発表したり、

ダチョウやヘビなどのエキゾチック素材を様々な染料で染めたりと、

素材開発の研究にも余念が無かったよう。

さらにピエール・カルダン、ジョルジオ アルマーニ、ラルフ ローレン、

イヴ・サンローラン、カール・ラガーフェルド、エルメスなど、

錚々たるビッグブランドともコラボレーションをすることで

“モードのエキス”を自らに取り込み、次々とモダンな靴を発表してきました。

今回借りたこちらのブーツは、

オーソドックなラストを使いながらもアッパーに凹凸感のあるレザーを使うことで、

“引っかかり”のあるデザインに仕上げているところが、

このブランドのクラフツマンシップと同時に革新性を感じさせてくれる点ですな。

※こちらの靴はAmazonで試着＆購入可能です。

（11/25までクーポンで15％OFF!!）